日本銅学会 学会賞の受賞について
日本銅学会で古河電気工業 佐々木様と、CAMECA BUの3次元アトムプローブ アプリケーション担当であるDevin Giddingsが共著となった論文が、 学会賞を受賞しました。
銅合金は電子デバイスの配線に広く使われていますが、導電性を落とさずに機械強度を高くする要求が続いています。機械強度を高めるために、nmオーダーの偏析物が熱処理等によりどのように形成し、また偏析物の構造を捉える必要があります。
この偏析物の分析を目的とし、古河電気工業 佐々木様のグループが提供された銅合金試料を3次元アトムプローブ装置"EIKOS-UV" https://www.cameca.jp/product/apt/eikos/ で測定し、Devin Giddingsがデータ解析をしました。
このEIKOS-UVはCAMECAの3次元アトムプローブの普及活動として2018年から2年程の間行っていた物質・材料研究機構(NIMS)様との協同事業であるEIKOS Consortiumの枠組みでNIMS様に設置され、古河電気工業様を含め数多くのお客様の分析に貢献を致しました。